二回目の日曜日。前日に引き続き、皆でお出かけ。
アニメイトの店員に教えてもらったアニメイベントを見に行く。
正確には、大学で見かけたポスターを頼りに聞き出した。
場所は国立美術館。ナショナルギャラリーとgoogle先生には案内されるが、それだとイギリスにあるやつと紛らわしい。
Siamからバスを使うルートをgoogle先生に案内されるが、タイのバスは行き先と経路と時間がわからない(知らないのではなく知る術がない)ので、前日使った安心感からタクシーを使うことに。
タクシーの乗り方は、日本とは違う。
捕まえた後、乗る前に行き先を告げる。ドライバーがいける場所なら乗せてくれる。
ドライバーの中には渋滞する道や時間を嫌って乗車拒否する輩もいる。
なので、まずは行き先を伝える。国立美術館だから知らないはずがないと思っていた。
ところが、一台目に捕まえた緑と黄色のツートンカラー(以下法人タクシー)の運転手は行き先を告げても場所がわからない。地図を見せても行き方がわからない。
したがってダメ。
二台目のタクシーも(見た目は)法人タクシーで、行き先を告げて地図を見せると乗せてくれたが...
こいつメーター回さねぇ。
MR. TRINTANA
タイでは、メーターで料金を算出するよう法律で義務付けられている。
が、違法に料金を提示し、メーターを回さないドライバーがいる。
しかもこいつ、法人タクシーのドライバーだ。
サイアムから国立美術館まで、100バーツとられた。(適正料金63バーツ)
そしてついた国立美術館。
日本のマンガ・アニメ・ゲーム展。
入場無料。
午前中だったからか人はまばらだった。
展示品の内容は、以前に乃木坂の国立新美術館で行われていた同じイベント展。
タイ語での案内があることと、スケールダウンしていること以外は同じだった。
出口のアンケート調査(タイ語/英語)に頑張って答えて、ガチャ引いてオリジナルTシャツゲットした。
美術館を後にし、周辺をちょっと川の方へ歩くと、タクシーとかトゥクトゥクのドライバーに「どこ行くの、そっちは見るところ何もないよ!」と英語で話しかけてくる。
川っぺりを下っていくと、道の突き当りが外国人学校みたいなところだったので、引き返してMBKにいくことにした。
ここでまたタクシーを捕まえて、行き先を伝えてメーターで料金を計算するか聞いた。
一台目はメーターをつけてない個人タクシーだったのでパス。
二台目がピンク色のランエボⅣのタクシー(こういうのが本当にいるとは)で、個人タクシーだったけどメーターついてたから乗ってしまった。
MR. WICHIAN
こいつメーターを不正に取り付けてて、正規の料金ペースをはるかに上回る勢いで寝あがっていく。3㎞も走らないうちに270バーツを越え、メーターの料金を尋ねたら、
「250バーツでどうだ。俺はタクシーマフィアじゃない。マフィアかトゥクトゥクなら500バーツだぞ」
とか。マフィアはお前だろと内心思わなくもなかった。(適正料金75バーツ)
ただ、エボⅣを駆るだけあって、道交法なんてものは何一つ守らない。
大型トレーラーだろうがバスだろうが原チャリだろうが煽りまくってぶち抜く。
道幅いっぱい使って目的地へ最速でぶっ飛ばす。ネタかよ。
直管マフラーから唸るターボの過給機の音。バックファイアの音。柿本改。
MBKでお昼ご飯。「カツカレーがいい!」とゴネた。
もちろん日系飲食店。
甘くない緑茶は神。
あとはまあお店を見て回って適当に過ごして帰ってきた。
Lat Krabang駅の下。
ARLが4階建ての高架駅なので、下は駐車場とかタクシープール、バンの乗り場などになっている。
ちなみに。
☝法人タクシーのカラーリングはこれ。
これ以外のタクシーは全て個人タクシー、または個人タクシー協同組合のタクシー。
日本のタクシーと違って変なのもいるいる。
タクシーの話をすると、個人タクシーのヤバさが際立つ。
タクシーをドライバーにレンタルする業者がいるのだ。
なので、車を一日借りて日給を稼ぐドライバーもいる。
つまり、本職は別なドライバーがいるのだ。
道も地元以外よくわからないというドライバーもいる。
地元でも自分が普段通る道と店しか知らない輩もいる。
怖いぞ~コレ。